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第17回全外教セミナー・京都集会

子どもたちに確かな歴史認識を
−日本と朝鮮の関係を中心に、教科書の記述について考える−

ご案内

 在日韓国・朝鮮人の子どもたちの教育に、日本の学校の教員がかかわりはじめたのは、今から30年程前のことです。その当時、日本と朝鮮の関係についての歴史教科書の記述も不十分な中で、日本の学校の子どもたちに歴史をどう教えていくかが課題のひとつでした。この間各地のさまざまな教育実践や研究から、歴史教育についての副読本、教材などの多くの資料が開発され、とりくみが全国に広がってきました。それとともに、歴史教科書にも日本と朝鮮の関係について記述が、ずいぶん多くなってきました。

 ところが、前回の教科書採択の頃から、これに逆行する動きもあらわれ、日本と朝鮮の関係を中心にした歴史学習にも、新たな課題が生まれています。

 そこで、中学校、高等学校で子どもたちに歴史を教えている学校の教員と歴史の研究者を交えて「子どもたちに確かな歴史認識を−日本と朝鮮の関係を中心に、教科書の記述について考える−」というシンポジウムを企画しました。

 教科書問題や歴史認識についての全体的な基調を、この間精力的にとりくんでこられた上杉聡さんに講演という形でお願いしました。それをふまえて、朝鮮通信使を通して善隣友好の歴史を明らかにされてきた仲尾宏さんにコーディネーター役を引き受けていただき、兵庫・奈良・京都の各現場の教員から具体的な学習内容や教育実践の報告に学びながら、交流を深めたいと考えています。

 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

主 催 全国在日外国人教育研究協議会
全国在日朝鮮人教育研究協議会京都(全朝教京都)
後 援 京都府教育委員会,京都市教育委員会(依頼予定)
日 程 2005 年5月7日(土)受付13 時、開会13 時15 分〜 17 時30 分
場 所 キャンパスプラザ京都
京都市下京区西洞院通塩小路下ル・TEL:075-353-9111
JR 京都駅ビル駐車場西側・京都中央郵便局西側
内 容 講演「教科書問題について考える」
 講師 上杉 聰さん(関西大学)
シンポジウム
コーディネーター 仲尾 宏さん(京都造形芸術大学)
パネラー 宮内陽子さん(兵庫県外教)
高野眞幸さん(奈良県外教)
松川洋祐さん(全朝教京都)
参加資料代 1000円
連絡先 全朝教京都
TEL:075-212-1338 e-mail:zencho-lj@infoseek.jp

セミナーの半ビラのpdfはこちら