大会は、約600人の参加をえて、無事終了しました。ありがとうございました。また、同時に行われていた全国在日外国人生徒交流会も、約120人の参加をえました。
来年は、兵庫で開催します。来年もぜひともたくさんのご参加をお待ちしております。
なお、大会資料集の販売をしております。詳しくはこちらをご覧下さい。
また、全外教通信の年間購読(第103号〜第107号・郵送料込みで1500円)も受けつけています。申し込まれる方は、全外教のアドレスzencho-lj_@_infoseek.jp(@マークの前後の_を削除して下さい)までご連絡下さい。
開催要項ができました!(ダウンロードはこちら)
pdfファイルをプリントアウトしていただければ、お使いいただけます。
開催地 | 京都 | ||||||||||||
日程 |
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研究集会会場 | 大谷中・高等学校 | ||||||||||||
京都市東山区今熊野池田町12 | |||||||||||||
参加資料代 | 4500円(フィールドワーク・全国交流会参加費は別途) | ||||||||||||
半ビラのpdfファイルはこちらよりダウンロードできます。 |
第28回全国在日外国人教育研究集会は、四回目の大会を京都の地で開催することとなりました。
2005年末現在、日本の外国人登録者数は200万人を超え、その人びとの出身国・地域はますます多様化しています。さらに、外国をルーツにもつ人々も増加の一途をたどり、多文化社会の状況は確実に進んでいます。
私たち全外教は、1979年第1回研究集会以来、在日コリアンの子どもたちへの差別と排外意識を克服し、子どもたちの進路を保障するとりくみを出発点に、在日外国人と日本人の子どもたちの自立と連帯の場づくりの運動や実践を推し進めてきました。それは、確かな歴史認識を培うこと、子どもたちや保護者の思いや願いを知ること、子どもたちをつなげていくことの大切さを確認することなどでした。そうした中で、全国在日外国人生徒交流会には、100名を越える子どもたちが参加をし、友情や連帯の絆を強めています。
しかし、多文化共生社会の実現には多くの課題が山積し、子どもたちを取り巻く状況は厳しさを増しています。とりわけ、こうした子どもたちの親たちは、不安定就労を余儀なくされ、格差社会の基底部を担わされています。そして、子どもたちは、市場原理に基づく教育改革や教育における成果主義の中で、放置されようとしています。
こうした状況は、洪水のようにあふれ出る朝鮮民主主義人民共和国に対するバッシングや在日外国人への管理統制強化の中でますます強まっています。これらは、教育基本法の改悪から憲法改悪の中で強められるナショナリズムの動きと軌を一にしています。
子どもたちは、生まれる国や地域・時代を選べません。私たちは、差別と排外、抑圧と同化に抗した学校や地域での確かな実践を積みあげてきました。
京都においても、地域や学校で外国にルーツをもつ子どもたちへの新たなとりくみが進められています。京都市においては、1992年に「外国人教育の基本方針」が出されて以来15年が経過しました。私たちは、大会までの間に四回のセミナーを開催し、これまで外国人教育にかかわってきた人々のつながりを、さらに大きなものにしていきたいと考えています。
これらを第28回全国在日外国人教育研究集会で京都の地に持ち寄り、さらに大きな人びとのつながりを深め、そのうねりを広げたいと思います。ぜひ、京都大会にご参加ください。
日時 | 8月18日(土)14時〜19日(日)17時 |
場所 | 甲良町立甲良東小学校 |
滋賀県犬上郡甲良町大字横関215 | |
参加費 | 生徒 1000円 |
引率(大人) 4000円+大会参加費4500円 | |
集合 | 18日(土)14時 JR東海道線河瀬駅 |
解散 | 19日(日)17時 大谷中・高等学校(大会全体会に参加後解散) |
問いあわせ | 全外教まで(zencho-lj@infoseek.jp) |
ポスターのpdfファイルはこちらよりダウンロードできます。 申し込み用紙のpdfファイルはこちらよりダウンロードできます。 |
参加申し込みは、申し込み用紙のキリトリセン以下を切り取っていただき、全外教まで郵送またはファックスしていただくか、全外教宛に「県名」「名前」「よみがな」「ルーツ」「学校名」「学年(年齢)」「通訳の必要の有無(必要な場合は言語名も)」「引率責任者」をメールして下さい。
日時 | 5月12日(土)13時受付・13時〜17時半 |
会場 | 名古屋中学・高等学校 |
名古屋市東区砂田橋2丁目1-58 | |
地下鉄名城線砂田橋駅下車・駅出口すぐ | |
内容 | 講演「多文化共生教育をめざして」(仮題) 講師 田中宏さん(龍谷大学経済学部) 愛知からの報告 希代 翔さん(多文化共生サークルsmile) 「ブラジル人学校における学生団体の活動」 金 幸 子さん(名古屋市小学校非常勤講師) 「日本の学校に通う在日の子どもたちの今」 小島祥美さん(愛知淑徳大学) 「可児市の不就学の子どもたち」 成真澄さん(日本の学校に通う子を持つアボジオモニの会) 「在日外国人生徒の教育権は守られるか」 |
参加資料代 | 1000円 |
半ビラのpdfファイルはこちらよりダウンロードできます。 |
ご案内
全国の外国人登録者数は増加の一途をたどり、2005年度末統計では、はじめて200万人を突破しました。登録数は、186カ国(無国籍を除く)201万1,555人となり、前年末に引き続き過去最高記録を更新しています。
この数字は、10年前と比べると64万9,184人(47.7%)の増加であり、昨年末と比べると3万7,808人(1.9%)の増加となっています。また、日本の総人口(2005年10月1日現在)1億2,775万6,815人に占める割合は、1.57%となっています。さらに今回セミナーを開催させていただく愛知県を見ますと、東京・大阪に続き3番目に多い19 万4,648 人であり、伸び率(前年比8 . 3 %増)で言えば全国で一番多い数字を示しています。そして、愛知県内には、外国人の多重地域をはじめとして多くの外国人にかかわるとりくみがあり、子どもたちの教育にかかわりを持つとりくみも進められています。この度、名古屋においてセミナーを開催することになりました。
ぜひ、全国のみなさんと愛知県のなかまとが繋がる機会にしていただきたいと思います。